鳥取市SDGs未来都市

SDGs未来都市
「特に注力する先導的取り組み」のご紹介
特に注力する
先導的取り組みのご紹介

鳥取市では持続可能な農村モデルの
展開を推進していきます。
農業イノベーションでは現在、再生可能エネルギーを活用した
農作物生産、企業による農業参入
に特に力を入れて取り組んでいます。
具体的な取り組み内容をご紹介いたします。

01再生資源を活用した農業の実現

再生可能エネルギーを活用した、次世代のスマート農業経営モデルの構築を進めています。
さらに、ガラス発泡材などのリサイクル材を培地として活用することで、保水性・通気性が向上し、収穫量の拡大も期待できます。
今後は複数の農産物について実証を行います。

01 再生資源を活用した農業の実現

02持続可能な農業モデルとは?

次世代を担う若者が農業を魅力的と感じ、定着するためには、今までの経験・勘頼り、マニュアル無し、どんぶり勘定・運頼みなど、従来の農業経営からの脱却が必要です。
そこでIoT技術を取り入れること(スマート農業化)により、「データ管理・分析」「大規模化」「品質・生産量の安定」「省力化」が実現できます。
さらに、マニュアル化することにより、未経験者の農業への就労がしやすくなり、魅力ある農業につなげていくことが可能になります。そのことは、増え続ける耕作放棄地の有効活用にもつながります。
そして農業経営で使用する電力を再生可能エネルギーで賄うことができれば、次の世代につながる、真のカーボンフリー(二酸化炭素の排出を実質ゼロにする)な農業経営が可能になります。

02 持続可能な農業モデルとは?

03先進的な取り組み事例(株)メイワファーム HYBRID 様

地元の地下温泉熱を活用した、環境に優しいIoT農業により「いちご」栽培を行っています。
地下温泉熱を活用することで、ボイラー等の暖房設備等も使用せず、地球環境への負荷軽減にも貢献しています。
様々なデータ(気温・湿度・日照量・風量など多数)を数値化することで、それに対応できる自動化システムも構築、リモートカメラも設置しており、現場にいなくてもハウス内の様子を確認できます。その全てをスマートフォンやタブレットで制御するシステムを取り入れたことで省力化も達成しました。
このような、次世代にもつながる、魅力ある農業モデルの普及に向け、企業の皆様とともに取り組んでいきたいと考えています。

03 先進的な取り組み事例(株)メイワファーム HYBRID 様

ー鳥取市 スマエネ推進室 YouTube チャンネルー

  • 農業の最先端!ほぼ自動の次世代型農業とは!?

「とっとりモデル」の
その先へ

鳥取市には、優良な農地と温泉などの観光資源が豊富にあり、こうした地域の特性を活用した農業経営に意欲的な企業を、積極的に支援しています。
企業による農業参入では、地域エネルギー(温泉)の活用や、最新のスマート農業による効率の良い農業生産、高付加価値をもたらすブランド化、加工品開発、販路開拓により、高収益で持続性のある農業を目指しています。
また、それらのノウハウ、販路を新規就農者へも広げていくことで、企業と農家とが一緒に発展していける産地形成を目指しています。
鳥取市での農業参入に興味を持たれた企業に対し、地元企業・地元農家・行政などが連携し、もうかる農業モデルを確立していくため、生産から販売までトータル的に継続した支援を進めていきます。