鹿野町で学ぶ、
越境先にある
新たな価値観
- LEARNING WORKATION IN SHIKANO -
Shikano-Cho Learning Workation
持続可能な「まちづくり」から
サステナブルな自分をつくる
ラーニングワーケーションモニターツアー @鳥取市鹿野町
持続可能な「まちづくり」から、“サステナブルな自分”をつくる
空き家の活用をベースにした持続可能なまちづくりを20年以上続けてきた、いんしゅう鹿野まちづくり協議会を題材にし、持続可能なまちづくりのあり方を探ると共に、鹿野町をベースに活動を続けてきた劇団「鳥の劇場」とのコラボ・ワークショップで自己の表現力・コミュニケーション力を伸ばします。
鳥取市鹿野町ほか
鳥取市は、国立公園鳥取砂丘や山陰海岸ジオパーク、白兎海岸など豊かな自然と観光資源を有する人口18万5,000人の中核市です。梨、カニなどの農産品・水産物も豊富で、産業は電子部品・デバイス、電気機械といった製造業を中心に発展してきました。近年は、鳥取自動車道の開通により、関西方面とのアクセス・利便性が向上したこと、さらに企業のニーズに応じた優遇制度やワンストップでの企業支援等により、食品、自動車、航空機関連など様々な分野の企業が進出してきています。
鳥取市は、2021年に内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、少子高齢化が進むなかにあって、「食」と「エネルギー」の地産地消を達成する、農村モデルの構築を進めています。
鹿野町は、鳥取市西部の山間部に位置する人口約3500人の小さな町です。戦国時代の亀井玆矩公の居城、鹿野城を中心に城下町のまちなみをいまに伝えています。山々に囲まれた温泉もあり、都会の喧騒を忘れ、自然の中でくつろぐことができます。
現在はお城はありませんが、城跡公園として整備されており、春になると約500 本の桜が、秋には紅葉が美しい景観を作り出します。京風の格子構えを備えた町家など、中世末期の風情ある建物が今も多数残されています。
また、400年の歴史を誇る鹿野祭りでは、時代色豊かな神輿行列が城下町を練り歩き、春の風物詩となっています。
各地で地方創生の取り組みが行われていますが、いんしゅう鹿野まちづくり協議会は、空き家活用を軸とした取り組みで、20年以上も活動を継続しています。持続可能なまちづくり・仕組みづくり、そしてモチベーションの継続にはどんな秘訣があるのでしょうか。
先行き不透明な時代を生き抜くための表現力・コミュニケーション力の大切さが、あらためて問われています。表現力・コミュニケーション力をみがくことで、人生はより豊かなものにするはずです。鹿野町で活動する「鳥の劇場」による演劇ワークショップを通じた「自分づくり」にチャレンジしてみませんか。
鹿野まち協(チーム力)
x
鳥の劇場(表現力)
=これからの時代に必須な
サステナブルな
創造性・行動規範・
コミュニケーション力
SDGsに代表される、これからの社会に必要な持続可能性を追求する視点や考え方を身につける
自らの可能性を信じ、仲間と共にポジティブな意見を出し合い、創りあげていく楽しさを体感する
失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返しながら、目標に向かって身体と頭を動かし続けるワーク
課題を発見し、その解決を探る過程の中で、自らの役割を見出し、仲間と共に切りひらく楽しさを実感する
鹿野町で学ぶ、
越境先にある
新たな価値観
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事前オンライン研修
研修
フィールドワーク
演劇ワークショップ
プログラム.1の振り返り
プログラム.2の準備
研修
フィールドワーク
演劇ワークショップ
プレゼン・発表
事後オンライン研修
120分
Zoomを使⽤してのオンライン
2泊3日
現地でのワークショップ、及びフィールドワーク
90〜120分
*インターバル期間:約1ヶ月
必要に応じて各グループでのオンライン打ち合わせ、又は都内でのワークショップ開催
2泊3日
現地でのフィールドワークとダイアログ
90〜120分
*プログラム.2から2週間~3週間後
Zoom を使用してのオンライン
いんしゅう鹿野まちづくり協議会は、2001年10月の設立以来、行政と住民とともに20年以上にわたって地域の魅力を創り出す活動に取り組んできました。さまざまな取り組みを行ってきましたが、なかでも空き家活用と移住定住支援の取り組みは、事業の柱となっています。この空き家活用と移住定住支援によって、最近7年間で若者を中心に100人を超える移住者を受け入れており、移住者や地域の若者が連携し取り組むイベントや芸術祭も生まれ、景観演出、賑わいづくり、フォーラム開催、耕作放棄地対策などの取り組みも進められています。
空き家や耕作放棄地など、地域の「お荷物」として敬遠されているものを、資源として再生し魅力ある地域づくりに取り組む姿勢と実績は、内外から高い評価を得ています。
■主な受賞歴
2006年 国土交通省「手づくり郷土賞 地域活動部門」 受賞
2007年 地方自治法施行60周年記念式典にて総務大臣表彰
2008年 国土交通省都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」受賞
2010年 国土交通省大臣表彰「手づくり郷土賞大賞部門」
2021年 日本建築士会連合会「第十一回まちづくり優秀賞」受賞
鳥の劇場は、2006年1月、演出家・中島諒人氏を中心に設立されました。廃校になった幼稚園・小学校を、手作りによるリノベーションを行い劇場施設として再生させました。収容数200人の「劇場」と80人の「スタジオ」をもち、「創る」「招く」「いっしょにやる」「試みる」「考える」の5本柱で年間プログラムを構成しています。
「鳥の劇場」という名前は、劇団名でもあり場の名前でもあります。舞台芸術家のための創作拠点として開かれた場を目指すとともに、「トリジュク」と呼ばれる演劇による表現ワークショップなどを通じて、演劇の表現手法をいかした地域振興、教育分野への貢献のあり方も模索しています。2011年度国際交流基金地球市民賞受賞。
源泉かけ流しの天然温泉のある宿泊施設です。
鳥取市が進める「ワーケーション拠点」の一つとして選定され、その拠点施設としての運用を開始しています。
住 所 | 〒689-0425 鳥取県鳥取市鹿野町今市972-1 |
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電 話 | 0857-84-2211 |
宿泊定員 | 140名/本館鉄筋2階建、 新館鉄筋4階建 |
利用時間 | チェックイン15:00、 チェックアウト10:00 |
館内設備 | 和洋兼大広間(130畳)、 中広間4(20畳)、会議室、結婚式場 |
駐 車 場 | 80台収容 |
固定概念や暗黙の前提から脱し、
自ら問いを立てる力を養う環境づくり
自分の専門領域で、お互いによく知った同僚などと仕事をする“ホーム”から、専門領域も価値観も異なる人たちがいる“アウェイ”に出ることで、刺激を受けやすい状態を「自発的に」つくり出すのが越境学習です。
「越境学習」により、日常生活では経験できない、異質な知との出会いと、深い気づきを促します。さまざまな価値観と交わる「知の探索」により、忙しい毎日に眠っていた人の可能性を呼び起こします。
令和元年度総務省関係⼈⼝創出・拡⼤モデル事業(裾野拡⼤型)採択
『コレクティブ・インパクト・リーダーシップ研修』
(和歌⼭県⽥辺市、⾸都圏企業14社15名参加)
国立大学法人東京学芸大学
高知県高知市土佐山地区(土佐山アカデミー)
岩手県山田町、八幡平市
鹿児島県和泊町(沖永良部島)
和歌山県・田辺市・白浜町、和歌山県太地町
新潟県妙高市、岩手県釜石市、鳥取県、
鳥取市、福井県永平寺町(予定)